5千メートルのヒマラヤ・トレッキングに挑む/同胞登山家ら3人
2024年05月22日 15:24 スポーツ同胞登山家3人が4月下旬、ネパールのヒマラヤ・ランタントレッキングを行った。ヒマラヤの山々に登るのは登山家にとって夢、憧れである。在日本朝鮮人登山協会の李英銖副会長、徐珍守理事、北海道同胞登山協会の李敬銖副会長が挑んだ。
一行は4月20日に成田空港からネパール・カトマンズ空港入りし、22日に1500m地点からトレッキングを開始した。23日のラマホテル(2480m)を経て、24日にカンジンコンパ(3870m)に到着、翌25日に最終目標地のチェルコリ(4984m)を目指した。
ヒマラヤ・ランタントレッキングは高度3000m以上の登山のため酸素濃度が低く高山病にかかるリスクが伴ったが、徐珍守理事は頂上を制覇した。徐理事は「空気の薄さを初めて感じた。普通のペースでは登れなかった。下山がつらかった」と述べた。
李英銖副会長は高山病の症状が出始めたため、4570m地点で李敬銖副会長、シェルパ(ネパールの少数民族。ヒマラヤにおける登山ガイドとして働く人が多い)と共に下山した。
世界の屋根と呼ばれるヒマラヤに初めて挑戦した3人はその雄大な山々、スケールの大きさに度肝を抜かれる思いだったという。
【在日本朝鮮人登山協会】