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〈入学式2024〉新たな学校生活に期待膨らませ/大阪中高

2024年04月10日 14:20 民族教育

新入生と保護者の記念写真

大阪中高入学式が5日、大阪朝鮮文化会館で行われ、新入生とその保護者、同校の金采玹校長をはじめとする教職員、総聯大阪府本部の夫永旭委員長をはじめとした学区内の総聯本部委員長たちが参加した。

同校吹奏楽部の演奏に合わせて、新入生らは参加者たちの大きな拍手に迎えられ入場した。入学式に先立ち、同校生徒らによる歓迎公演が行われた。

朝鮮の教育省から送られてきた祝電が紹介された後、総聯本部の夫永旭委員長が祝辞を行った。

夫委員長は新入生たちを祝福しながら「大阪中高生としての矜持と自負心を胸に、立派な人材に育つことで同胞、保護者たちの期待に応えてほしい」と激励した。

新たに始まる学校生活に期待を膨らませる新入生たち

続いて、同校の金采玹校長があいさつを行った。

金校長は学校創立70周年を機に、同校では新たな教育方針「U-FIELD」を掲げながら、学校教育の改善と改革に注力してきたと強調しながら、「教職員たちの力を結集し生徒たちの基礎学力、思考力、実践力を高めていくことで、『大阪中高に通いたい、送りたい』と思える魅力的な学校に築いていきたい」と述べた。

新入生たち

入学式では新入生たちの名前が呼び上げられた後、新入生を代表し高壮孝さん(中1)、韓瑞芽さん(高1)が決意表明をした。

新入生代表らは新たに始まる学校生活に期待を膨らませながら、勉学や部活動に励み、学校の名をとどろかせていきたいと述べた。

有意義な学校生活を

子どもたちの新たな門出を祝った

同校では「U-FIELD」(「Foundation(基本)」、「Interaction(共育)」、「Evolution(進化)」、「Liveliness(活力)」、「Display(発信)」)の理念のもと、教員たちが生徒の年齢や心理的な特性に合わせた新たな教授法の研究、実践に力を注いでいる。また中国語、IT、ビジネスの選択授業を導入するなど、生徒たちの可能性を広げる施策を取り入れている。

「大阪中高でしか受けられない学びを存分に楽しんで、朝鮮人としてどう生きていくのか、その原点を築いてほしい」

崔成伯さん(50)は息子の崔龍樹さん(高1)に

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