米韓合同軍事演習に警告/朝鮮国防省代弁人が談話
2024年03月06日 10:24 軍事朝鮮中央通信によると、朝鮮国防省の代弁人が4日、大規模な合同軍事演習を開始した米国と大韓民国の対決姿勢を糾弾し、警告を送る談話を発表した。
4日から14日にかけて行われる今回の米韓合同軍事演習「フリーダム・シールド」には、昨年に比べて2倍以上となる野外機動訓練計画(計48回)が含まれており、米国に追従する「国連軍司令部」参加国11カ国まで動員されている。
談話は、人民の福祉増進のための経済建設に大規模の軍兵力が投入された朝鮮の現実と明確な対照を成している、米国主導下での韓国と追随勢力による戦争演習騒動は、「地域情勢不安定の根源を再三確認させ、人類を核で脅かす張本人が誰なのかをより明白に指し示している」と指摘。「主権国家に対する軍事的威嚇と侵攻企図をいっそう露骨にしている米国と大韓民国の無分別な軍事演習騒動を強く糾弾するとともに、これ以上の挑発的で、不安定を招く行動を中止することを厳重に警告」した。
そのうえで、「朝鮮武力は、敵の冒険主義的な行動を引き続き注視し、朝鮮半島地域の不安定な安保環境を強く統制するための責任ある軍事活動を続けていくであろう」と述べた。
(朝鮮新報)