〈事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~〉神奈川朝鮮人納骨堂
2024年03月22日 08:00 歴史【所在地】神奈川県横浜市港北区篠原町1252 天宗山 東林寺内
【建立日】1961年1月21日
【建立者】在日本朝鮮人総聯合会神奈川県本部
【大きさ】モルタル2階建物 幅737㌢ 奥行き470㌢
関東大震災時に遺骨を集め、碑の建立や追悼事業を行った李誠七(朝鮮基督教横浜教会愛隣園園長)の没後、総聯神奈川県本部は李の意志を継ぎ、61年1月21日、東林寺内に「神奈川朝鮮人納骨堂」を建立し遺骨を安置した。東林寺は44年、朝鮮人に墓地を提供しており、墓地入り口には48、49年ごろに在日本朝鮮人連盟が建てた塔がある。納骨堂には関東大震災時に犠牲になった朝鮮人の遺骨が数十体安置されている。
(朝鮮新報)