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〈2026W杯アジア2次予選〉朝鮮男子代表が3月19日に来日、FC岐阜の文仁柱選手が選出

2024年03月14日 14:10 スポーツ

グループ大一番の日本戦へ

2026年W杯アジア2次予選のミャンマー戦にのぞんだ朝鮮代表のスターティングメンバー(写真はAFCホームページ)

2026W杯(男子)のアジア2次予選に臨むサッカー男子朝鮮代表が来日し、321日に国立競技場で日本代表と対戦する。同26日にはホームの金日成競技場で日本と対戦する予定だ。

アジア2次予選は、36カ国を4カ国ずつ9組に分けてホーム&アウェー戦を行う。各組上位2カ国の計18カ国がアジア3次予選に進出するとともに、27年にアジアカップの出場権も獲得する。

朝鮮代表(FIFAランキング114位)は、日本(18位)、シリア(89位)、ミャンマー(162位)とグループBに入っている。朝鮮は、昨年1117日に中立地サウジアラビアで行われた第1節のシリア戦を0-1で落としたものの、同21日のミャンマー戦を6-1で大勝。2戦目では、過去にスイスでプレーしたFWチョン・イルグァン選手(31)がハットトリックを達成し、イタリアの名門ユベントスに在籍したFWハン・グァンソン選手(25)が1ゴールを決めるなど、元海外組が活躍した。

2試合終了時点で朝鮮はグループB2位(勝ち点3)につけている。1位は勝ち点6の日本で、第1節のミャンマー戦、第2節のシリア戦ともに5-0で勝利した。321日に行われる試合はグループ1位と2位チームが対戦する大一番となる

3の朝・日戦には、J3FC岐阜に所属する文仁柱選手(24、朝鮮大学校体育学部出身)が選出されている。文選手は在日本朝鮮人蹴球協会のホームページに寄せたコメントで、「幼い頃からの夢が叶い、正直実感が湧かないが、たくさんの方々の応援、期待を力に変えて挑みたい。国を背負って戦う重み、誇りを常に持ちながらウリナラ代表、在日同胞選手の代表として堂々と戦う姿をピッチ内外で見せたい」と決意を述べた。

男子代表の日本滞在期間は319日から22日までを予定している。

同胞と選手の一体感で

総聯中央は、先日行われたパリ五輪2024女子サッカーアジア最終予選の朝・日戦と同じく、7年ぶりに来日する朝鮮男子代表のために全組織、全同胞をあげて歓迎・応援事業を展開する。

「朝鮮民主主義人民共和国男女サッカー選手団在日同胞中央歓迎委員会」(委員長=許宗萬議長)の主管の下、3400人規模の同胞応援団を組織し、選手らの護衛や生活面でのサポートにあたる。

入場券購入をはじめとする各種問い合わせは、各総聯本部、支部、団体で受け付けている。

朝鮮女子代表を熱く歓迎、応援し、総聯の力を誇示した同胞たちの姿に、朝鮮の選手や監督らは大きな感銘を受け、国内外からも賛辞が注がれた。今回の男子代表戦でも選手らと一体となり、祖国の勝利を目指して大きな声援を送ろう。

試合日程および応援席価格(前売り)

【男子】321()1920~、国立競技場

一般4100円、高校生2900円、小中学生1700

チケット購入時に、応援グッズ(400)も合わせてご購入ください。

(朝鮮新報)

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