〈金正恩総書記の活動・2024年1月〉地方産業発展の里程標を明示
2024年02月10日 09:00 総書記の活動地域格差の解消へ
朝鮮労働党中央委第8期第9回総会拡大会議(2023年12月26~30日)で示された2024年の課題を実行するための取り組みが年始から活発に行われている中、金正恩総書記は最高人民会議第14期第10回会議(1月15日、万寿台議事堂)で行った施政演説で新たな地方産業発展政策を宣明した。また、党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議(23、24日)で行った結語では同政策の実践計画と方途を示した。
朝鮮政府の宿願成就を
総書記は最高人民会議で行った施政演説で、世紀的な立ち遅れを払拭して中央と地方の差を減らし、地方産業を全面的にバランスよく発展させる一方、それぞれの地方経済の特色のある発展を促し、競争的な発展の流れを作りだすのは、わが政府の当面の課題であり宿願であると述べた。
地方産業の建設には朝鮮戦争停戦直後の1950年代中盤から力が注がれた。地方産業の発展における転機は62年8月に開かれた昌城連席会議であった。