朝鮮代表団団長が演説/第19回非同盟諸国首脳会議
2024年01月23日 10:44 対外・国際朝鮮中央通信によると、19、20日にかけてウガンダの首都カンパラで行われた第19回非同盟諸国首脳会議に朝鮮政府特使である金先敬外務次官を団長とする朝鮮代表団が参加し、代表団団長が演説した。
朝鮮代表団の団長は演説で、非同盟運動の設立(1961年)から時が経ったが、国際舞台では依然として力の論理に基づいた強権と専横が乱舞し、運動加盟国の自主権と生存権が甚だしく侵害されているとし、その傾向は朝鮮半島でも集中的に表れていると指摘。朝鮮の自衛的な国防力強化措置は、米国とその同盟勢力の危険な軍事的蠢動によって招かれた地域の不安定な安保環境に対処して国家の自主権と領土保全を守り、情勢を安定的に統制、管理するための正当な主権行使であると述べた。
団長は、朝鮮が自国の主権的権利を守るために闘うのは、あらゆる形態の主権侵害と内政干渉に断固反対する非同盟運動の理念に全的に合致し、これは世界の平和と安全、運動の強化・発展に寄与することになると述べた。そのうえで、朝鮮政府は自主、平和、親善の対外政策的理念に従って、自主と正義に基づいた新しい国際秩序の樹立において非同盟運動の役割の強化を引き続き重視し、運動の強化・発展のために努力の限りを尽くすと強調した。
会議には加盟国120カ国の国家元首および政府首班、高位代表団とオブザーバー国家の代表、国際および地域機構の代表が出席。会議では「カンパラ宣言」などが採択された。
(朝鮮新報)