水中核兵器実験を実施、敵に警告/国防省代弁人が談話
2024年01月22日 11:30 軍事朝鮮中央通信によると、朝鮮国防省の代弁人が19日、米国、日本、大韓民国の軍事的な対決姿勢を糾弾する談話を発表した。
談話は、米国、日本、大韓民国が15日から3日間にかけて、米原子力空母カール・ビンソン、イージス巡洋艦プリンストンと日本海上「自衛隊」、大韓民国海軍艦船を済州島周辺の海上に動員し、連合海上訓練を強行したことについて言及。3カ国が昨年12月に共同訓練計画を樹立して以降行われた今回の訓練は、「地域情勢をさらに不安定にする原因」「朝鮮の安全を甚だしく脅かす行為」だと糾弾した。
談話は、朝鮮国防科学院水中兵器システム研究所が対応措置として、開発中の水中核兵器システム「ヘイル(津波)−5−23」の重要実験を朝鮮東海水域で行ったとし、「わが軍の水中核対応態勢は完備されており、米国と同盟国海軍の軍事的敵対行為を抑止するための海上および海底での相異なる対応行動は続くであろう」と警告を送った。
談話は「朝鮮武力は敵の無謀な軍事的対決狂気を絶対に黙認せず、責任的かつ迅速果敢な抑止力行使で敵に恐れを与え、強力な力に頼って国家の安全と地域の平和をしっかり守っていく」と述べた。
(朝鮮新報)