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〈そこが知りたいQ&A〉党中央委第8期第9回総会の内容は?

2024年01月10日 15:43 共和国

5カ年計画完遂の保証、持続的成長へ

昨年1226日から30日まで5日間にわたって行われた朝鮮労働党中央委員会第8期第9総会拡大会議では、党第8回大会(20211月)が示した国家経済発展5カ年計画(202125年)遂行の3年目である2023年の活動が総括され、今後の課題が提示された。経済部門の成果と課題を一問一答で見る。

金正恩総書記の参席の下、朝鮮労働党中央委員会第8期第9回総会拡大会議が行われた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

総会の背景は。

党中央委第8期第6総会(2022122631日)では社会主義建設で新たな局面を開くための全人民的な闘いをいっそう拡大させ5カ年計画完遂の決定的保障を構築することが、23年活動の総体的方向として示された。23年は党第8回大会が示した闘争綱領を実現するうえで極めて重要な一年だった。

昨年、朝鮮はいくつもの困難に直面した。新型コロナウイルスのパンデミックによる世界的な緊急事態が解除されて以降も、朝鮮では国家的に実施した防疫措置によってすべての部門が多くの制約を受けた。また、米国をはじめとした敵対勢力、妨害勢力による制裁・圧迫、朝鮮半島を取り巻く危機的な安全保障環境にも対応しなけれならなかった。特に喫緊の問題として提起されたのは、22年の農業生産が十分ではなかったことで深刻な食糧難に陥ったことだ。

経済部門の成果は。

金正恩総書記が行った報告によると、穀物103%、電力、石炭、窒素肥料100%、圧延鋼材102%、非鉄金属131%、丸木109%、セメント、一般織物101%、水産物105%、鉄道貨物輸送量106%、住宅は建設中の世帯数が109%と、党中央委第8期第6総会で示された23年の人民経済発展の12の重要課題はすべて達成。国内総生産(GDP)は2020年に比べ1.4倍に増えた。報告では、12の重要課題のうち最初の課題として掲げられた穀物生産目標を超過達成したことが、23年度の経済活動で達成した最も貴重な成果だと評価された。

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