朝鮮が4戦全勝で決勝大会進出/EAFF E-1サッカー選手権・女子予選
2023年12月07日 22:52 スポーツ東アジアサッカー連盟が主催するEAFF E-1サッカー選手権の女子予選が11月30日から12月7日にかけて行われた。朝鮮はグループリーグから4戦全勝で決勝大会への出場権を掴んだ。予選では、7チームが2つのグループに分かれ総当たり戦を行い、各組1位が決勝大会への出場権をかけて戦った。
アジア屈指の強豪である朝鮮女子チームは、今回の予選でその実力を遺憾なく発揮した。4チームによるグループリーグでは、11月30日の香港戦を11−0、12月2日のモンゴル戦を19−0、4日の北マリアナ諸島戦を17−0で大勝。7日に行われた予選決勝の台湾戦は、チームの主軸FWリ・ハク選手によるハーフウェイライン手前からのロングシュート弾を含め5−0で勝利し、4戦合計で52得点、無失点という圧倒的な強さを見せ決勝大会進出を決めた。
来年に南朝鮮で行われる決勝大会には、FIFAランキング8位の日本、15位の中国、20位の南朝鮮が出場する予定。E-1サッカー選手権の女子大会は2005年に始まり、過去に8回開催されら。朝鮮はこの大会で3度優勝を収め、通算優勝回数で2位となっている(10、19、22年の決勝大会は不参加)。
朝鮮女子チームは来年2月に行われるパリ五輪最終予選(日本と対戦)への切符も掴んでいる。
(李永徳)