愛知中高と名古屋初級に基金を伝達 /日朝教育・文化交流をすすめる愛知の会
2023年12月26日 10:52 民族教育“朝鮮学校でたくましく育って”
日朝教育・文化交流をすすめる愛知の会(以下、愛知の会)の内河惠一会長をはじめとする代表4人が12月19日、愛知中高と名古屋初級を訪れ、「支援募金」を伝達した。
愛知の会は、愛知朝鮮学園が取り組む名古屋初級の移転・新校舎建設と愛知中高の新校舎建て替え、体育館、寄宿舎などのリニューアルに協力し、朝鮮学校と民族教育を支えるため、多くの日本市民に支援を呼びかけ、募金を集めた。募金は、豊かな教育環境を整備するために、両新校舎の外構にケヤキ、アカマツ、ヤナギ、ユズ、ビワ、キンモクセイなど多彩な木々を植える植樹工事に充てられる。
愛知の会代表らは、植樹工事現場を見学した後、愛知中高の多目的ホールで同校生徒と同校金貴東校長に目録を伝達した。
内河惠一会長は目録を読み上げたうえで、「樹々は大地にしっかりと根を張って育っていくものだ。皆さんも、この朝鮮学校でしっかりと学んで、たくましく育っていただきたい。そして、樹木と共に学校を大切に守り育て、民族教育を大きく発展させていくことを祈念したい」と述べた。
金貴東校長は、「愛知の会の支援運動と多くの日本の方々の朝鮮学校に対する温かいご協力に対し、心から感謝する。日本の方々の支援から得た勇気をもって、新校舎となった学校を守り、発展させていくために、これからも生徒、教職員が一丸となって努力していく」と謝辞を述べた。
【愛知県教育会】