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ベガルタ仙台の梁勇基が現役引退/20年のキャリアに幕

2023年12月18日 17:07 スポーツ

今季限りで現役引退を表明した梁勇基選手©︎VEGALTA SENDAI

在日同胞プロサッカー選手としてJリーグや朝鮮代表で活躍したMFの梁勇基選手(41、ベガルタ仙台所属)が現役引退を決断した。18日、クラブ公式HPで発表された。

梁選手は、泉州初級、南大阪中級、大阪朝高(いずれも当時)、阪南大を卒業後、2004年にJ2・ベガルタ仙台に入団し、プロとしてのキャリアをスタートした。同年4月11日の対サガン鳥栖戦でリーグ初出場を果たした。1年目から即戦力として起用され、6月12日の対京都パープルサンガ戦(現・京都サンガF.C.)ではリーグ初得点を決めた。精度の高いキック、冷静な判断力と豊富な運動量を持ち味に、3年目の06年からエースナンバーの「10番」を背負い、司令塔としてチームをけん引。09年には、J2で全51試合に出場、14得点を挙げ優勝に貢献。主将としてチームをJ1昇格に導いた。16年間、仙台一筋でプレーした梁選手は、20年にサガン鳥栖に移籍するも、22年には仙台に復帰。今季は、11試合(全41試合中)に出場し、出場時間は171分に留まった。J1のリーグ通算出場試合数は297試合で、J2は280試合に及ぶ。

司令塔としてチームをけん引した©︎VEGALTA SENDAI

また08~17年には、朝鮮代表として東アジアサッカー選手権、2010W杯アジア予選、AFCアジア杯などにも出場し、国際大会でも活躍した。

梁選手はベガルタ仙台の公式HPを通じて「少し寂しい思いもありますが、自分自身やり切ったという気持ちです。ベガルタに加入した当時は、まさか自分が

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