感謝込めプレゼント／朝鮮で母の日、全国母親大会も

朝鮮中央通信によると、今年も朝鮮で母の日（11月16日）を多彩に祝った。母の日は第1回全国母親大会（1961年）が開催された日にちなんで、2012年に制定された。朝鮮では母の日にプレゼントを贈るなどして母親たちに日ごろの感謝を伝える風習が根付いている（写真、朝鮮中央通信HP）。

母の日を迎え、各地の花屋や商店はプレゼントやメッセージカードを買い求める市民らで賑わった。文学・芸術出版社、中央美術創作社、平壌美術大学で制作した新しいデザインのカードが人気を博した。

平壌と地方の劇場では芸術公演が行われた。

万寿台芸術団の音楽舞踊総合公演が東平壌大劇場で、国立交響楽団のコンサートが牡丹峰劇場(平壌)で、国立サーカス団の総合サーカス公演が平壌サーカス劇場で、ピバダ歌劇団と国立民族芸術団の公演が平壌大劇場の前と凱旋門広場(平壌)で行われた。平安南道、黄海南道、江原道、咸鏡南道、開城市をはじめ各地でも特色のある公演が披露された。
　また、玉流館、清流館をはじめとする各地の飲食店で母親たちをもてなす特別サービスが実施された。

一方、朝鮮中央通信は18日、平壌で第5回全国母親大会が行われると報じた。全国母親大会の開催は2012年11月以来、11年ぶり。大会には、朝鮮の繁栄と発展に貢献した母親らが参加する。

（朝鮮新報）