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金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演「風になって」下関公演

2023年11月20日 13:24 文化

朝鮮の芸術文化に感銘

公演を同胞、日本市民ら約800人が観覧した

山口朝鮮初中級学校チャリティー金剛山歌劇団山口公演in下関(主催=同実行委員会)が9日、下関市民会館で行われた。公演を、総聯山口県本部の李秀福委員長、朝鮮学校を支援する山口県ネットワークの内岡貞雄代表、 日朝友好促進下関議員連盟の山下隆夫会長をはじめとする山口県議、各界人士など同胞、日本市民ら約800人が観覧した。

朝・日交流と学校支援につなげようと下関の地で長きにわたって開催されてきた公演は、今回で63回目を迎えた。今年は、李哲実行委員長(山口初中教育会副会長、2016年度から実行委員長を務める)をはじめ、総聯下関支部、宇部小野田支部管下の同胞たちが実行委員を担い、準備を進めてきた。物価高騰など経済状況が厳しい中でも、実行委員らは広告集めに奔走。観客の動員にも一層拍車をかけた結果、公演当日は昨年より200人程多くが観覧した。

翌10日の交流会。参加者たちは、オモニ会お手製のカレーをほおばった。

当日は、本公演に先立ち、山口初中の園児・児童・生徒らによる歌と、演奏が披露された。つづく歌劇団の団員らによる民族性あふれるステージに、会場は終始、熱気立っていた。またこの日のために、女性同盟のメンバーたちが団員たちのために食事を準備するなど手厚くもてなした。一方、会場ロビーでは朝鮮学校を支援する日本の有志たちが学校支援のためのチャリテイー募金活動を行った。

この日の公演には「毎年楽しみにしている。質の高い公演を見せてくれて、いつも感動、感謝の気持ちで一杯だ」「金剛山歌劇団は私たち在日の誇りだ。頑張って下さい!」などとたくさんの感想が寄せられた。翌10日には、山口初中で歌劇団の団員たちと在校生たちとの交流会が行われた。参加者たちはグループ別にゲームを楽しんだ後、オモニ会お手製のカレーをほおばった。

【金剛山歌劇団山口公演in下関実行委員会】

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