大阪朝高ラグビー部へ、京都闘球団の有志らがバス寄贈

バスを寄贈した京都のラグビー関係者たち

京都闘球団のメンバーを中心とした京都のラグビー関係者たちが10月12日、大阪朝高ラグビー部にマイクロバス1台を寄贈した。

京都ラグビー関係者たちは今年3月、「第12回在日コリアンラグビーフェスティバルin京都」(9月)実行委員会の活動として朝大ラグビー部にマイクロバスを寄贈。その際に大阪朝高ラグビー部も自前のマイクロバスを持っていないと知り、有志らで協議した末に今回のバス寄贈を行った。

大阪朝高ラグビー部にマイクロバスが寄贈された

京都ラグビー関係者たちは10月12日に大阪朝高を訪問。ラグビー部に直接バスをプレゼントし、部員たちを熱く激励した。バスは同部伝統のチームカラーである白と臙脂で塗装された。

感謝の気持ちを込め関係者たちに色紙を手渡した部員たちは、今後の活躍で同胞たちの思いに応えていく決意を新たにした。

今回の寄贈に携わった金義広さん（53）は、「自分が通った学校ではなくとも、伝統のある大阪朝高ラグビー部に期待する同胞たちはたくさんいる。部員たちが、同部が築いてきた伝統、魂を受け継ぎ、これからも『全国』の舞台で朝高の名を轟かせてくれることを願っている」と語った。

【京都闘球団】