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短編小説「百日紅」 13/クォン・ジョンウン

2023年10月28日 09:00 短編小説

古傷のある足が最近とくに悪くなったので温泉で休養させてくださいと、訴えたかった。

しかし、夫の前ではそれを口に出すことができず、唇を噛んでがまんした。

話がはずむうちに、班長がごそごそと新聞を広げて新しいチマの生地をとり出した。

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