“永遠の戦略資産として強化”/核武力政策を憲法に公式化
2023年10月02日 10:40 総書記の活動最高人民会議第14期第9回会議(9月26、27日)では核武力政策を社会主義憲法に公式化することが全会一致で採択された。
朝鮮の核武力政策は、米帝国主義の核脅威が絶え間なく続く情勢と核武力発展の合法則的要求を踏まえ、2022年9月の最高人民会議第14期第7回会議で法制化された。これにより、朝鮮の核保有国としての地位は不可逆的なものとなった。
金正恩総書記は演説で、今回、国家の最高法である社会主義憲法に核武力政策を明記したのは、米国の反朝鮮軍事的挑発策動が極限に達しているという差し迫った情勢悪化だけを考慮しての措置ではないと述べた。そして朝鮮が社会主義国家として存在する限り、自主と社会主義を抹殺しようとする帝国主義者の暴政の核が地球上に存在する限り、核保有国の現地位を絶対に変えても、譲歩してもならず、むしろ核武力を持続的にいっそう強化しなければならないというのが、わが党と政府が下した厳正な戦略的判断だと強調。米国による長年の核威嚇によって朝鮮の社会主義建設と国家存立が難局に直面してきた歴史が核を永遠の戦略資産として保存、強化すべき必然性を痛感させたと語った。
(李永徳)