石橋学記者が逆転勝訴
2023年10月13日 17:13 権利“差別と闘う報道”―認める
コリアンへの差別発言を行った川崎市議会議員選挙の元候補者・佐久間吾一氏が、神奈川新聞の石橋学記者に損害賠償を求めた訴訟(2019年2月、横浜地裁川崎支部に提訴)の控訴審(中村也寸志裁判長)判決が4日に下され、石橋記者の発言を名誉棄損だとして15万円の慰謝料を求めた一審判決を取り消し、佐久間氏の請求を全面的に棄却した。4年に及ぶ裁判は石橋記者の完全勝訴となり、差別と闘う「報道の自由」が認められた。
コリアンへの差別発言を行った川崎市議会議員選挙の元候補者・佐久間吾一氏が、神奈川新聞の石橋学記者に損害賠償を求めた訴訟(2019年2月、横浜地裁川崎支部に提訴)の控訴審(中村也寸志裁判長)判決が4日に下され、石橋記者の発言を名誉棄損だとして15万円の慰謝料を求めた一審判決を取り消し、佐久間氏の請求を全面的に棄却した。4年に及ぶ裁判は石橋記者の完全勝訴となり、差別と闘う「報道の自由」が認められた。