昨年より1週間以上早く稲刈り完了/朝鮮各地の農場で
2023年10月12日 13:30 経済例年以上の作柄
労働新聞12日付によると、朝鮮各地の農場で、前年よりも1週間以上早く稲刈りが完了した。
収穫の時期に入り、朝鮮メディアは「例年にない良好な作柄」(労働新聞)だと報じながら、全国的に例年以上の作柄がもたらされたことを伝えている。
朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会(昨年12月末)で示された今年の人民経済発展の12の重要課題のうち、穀物生産目標の達成が最初の課題として掲げられた中で、各地の農場員たちは年始から耕作に励んできた。その結果、洪建島干拓地(平安北道、2021年完工)の農地などで良好な作柄をもたらした。
国内最大の穀倉地帯である黄海南道では、今年の収穫作業において「今までにない実績を記録」したという。
平壌市では、品種別の性質と稲の状態を見ながら稲刈りを進め、計画より10日前倒して稲刈りを終えた。
平安北道では、水稲の生育状態と地帯ごとの特性に合わせて、稲刈りの適期を定め、労力のバランスを取りながら収穫作業を綿密に進めた。
その他の地域でも稲刈りが完了し、農耕に適さない土地や、これまで収穫が少なかった農場でも多くの収穫を得たという。
現在、各地の農場では、稲刈りを早いスピードで終えたそのペースで、稲束の運搬、脱穀を進めている。
(朝鮮新報)