〈杭州アジア大会〉16日間の熱戦に幕
2023年10月10日 14:44 スポーツ前回大会を上回るメダル数獲得
第19回アジア競技大会の閉幕式が8日、中国・杭州オリンピックセンタースタジアムで行われ、16日間にわたる熱戦に幕を下ろした。第20回アジア大会は2026年秋、愛知・名古屋で開催される。
5年ぶりに国際総合スポーツ大会に出場した朝鮮は今大会、サッカー、射撃、体操、ウエイトリフティング、柔道など16競技に出場した。大会では金メダル11個、銀メダル18個、銅メダル10個、合計で39個のメダルを獲得し、5年前のジャカルタ・アジア大会で獲得したメダル数を上回る躍進を遂げた。金メダル獲得の国別順位では10位に入った。
朝鮮が獲得した金メダルの内訳は女子射撃(1)、女子体操個人種目(2)、ウエイトリフティング(6)、ボクシング(1)、レスリング(1)だ。
最も多くメダルを獲得したウエイトリフティング(金6、銀5、銅2)では、6つの世界新記録を樹立。大会新記録も量産し、圧倒的な強さを世界に示した。
他方でボクシングでは、女子54㌔級で、パン・チョルミ選手(29)が金を、女子60㌔級でウォン・ウンギョン選手(22)が銀メダルを獲得。両選手は来夏のパリ五輪の出場権を手にした。
レスリングでは女子フリースタイル62㌔級のムン・ヒョンギョン選手(25)が決勝で日本選手に劇的な逆転勝ちを収め、表彰台の頂点に輝いた。その他にも柔道、卓球、陸上のマラソン、女子サッカーなどでメダルを獲得した。
共に朝鮮国旗を高い所へ
大会には同胞選手ら5人が朝鮮代表として出場した。
サッカー男子朝鮮代表の