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〈杭州アジア大会〉朝鮮が体操女子団体総合で銅

2023年09月27日 13:48 スポーツ

2位の日本に肉薄

25日、体操女子団体総合の決勝が行われ、朝鮮は合計156.829点で銅メダルを獲得した。157.229点で2位につけた日本とは0.400点の僅差だった。中国が161.896点で13連覇を果たした。

体操女子団体総合決勝に臨んだ朝鮮チーム

朝鮮が体操団体でメダルを獲得したのは、2014年の仁川アジア大会の女子団体で銀メダルを獲得して以来、9年ぶり。

キム・スジョン選手(提供=総聯選手団)

体操女子団体総合では、跳馬、段違い平行棒、平均台、床の4種目に4人の選手が出場し、各種目上位3人の合計得点で順位を競う。

キム・スジョン(22)、アン・チャンオク(20)、キム・ソンヒャン(19)、リュ・ミレ(20)、シム・ヘウォン(20)選手らで構成された朝鮮は、4種目で均等な成績を収めた。

チームを率いるキム・スジョン選手は、「団体戦では目標とした銅メダルを達成できた。団体戦にみなが朝鮮のアスリートである気概と根性で臨み、ミスなくすべての演技をすることができた」と振り返った。

朝鮮体操女子は、2019年に国際体操連盟(FIG)第49回世界体操競技選手権に出場し、東京五輪への出場権を得るも、新型コロナ・パンデミックにより惜しくも出場がかなわなかった。

キムさんは、「コロナで国際大会に出場できなかった期間も、今後、国際大会で好成績をあげるための良い準備期間と捉えて、練習に励んできた」と話す。今大会に向けては、「21歳と20歳、19歳というチーム構成だったが、とくに精神面で試合に臨む心理状態の安定に努めた」という。

今後の目標についてキムさんは、「いかなる状況においても必ず祖国の栄光を輝かせるという強い気持ちで、何百回転んでもまた起き上がり、痛快に勝利する朝鮮のアスリート精神を発揮して、国際大会で勝利を収めたい」と力を込めた。

(朝鮮新報)

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