朝鮮創建75周年を盛大に祝う /金日成広場で民防衛武力閲兵式
2023年09月12日 11:43 共和国新たな勝利を収める気概を誇示
朝鮮創建75周年に際し、平壌で祝賀行事が盛大に行われた。8日、金正恩総書記の参席の下、金日成広場で開催された閲兵式は、「社会主義建設と国家防衛力の強化において新たな奇跡と勝利を収めているわが人民の革命的気概と不屈の闘争の勢いを全世界に力強く誇示」(朝鮮中央通信)した。
金正恩総書記が参席
金正恩総書記の参席の下で盛大に行われた朝鮮創建75周年慶祝民防衛武力閲兵式には、朝鮮労働党と政府の指導幹部、軍部の指揮官、老幹部、朝鮮創建75周年祝賀行事の参加者らが参加したほか、朝鮮創建75周年を祝うために訪朝した劉国中国務院副総理を団長とする中国党および政府代表団、アレクサンドロフ名称ロシア軍隊アカデミー協奏団のメンバーと駐朝中国とロシアの外交代表が招待された。
国旗掲揚式が執り行われた後、「輝く祖国」の歌謡奏楽とともに21発の礼砲が発射された。
続いて、閲兵式準備の検閲が行われた。
党中央委員会の呉日晶部長が、閲兵部隊を点検し、金正恩総書記に、朝鮮創建75周年慶祝民防衛武力閲兵式が準備されたことを報告した。
民防衛武力の閲兵行進が始まった。
党中央委員会を最も近い所で防衛する首都党員師団縦隊を先頭に、平壌市、平安北道、平安南道、黄海北道、黄海南道、慈江道、江原道、咸鏡北道、咸鏡南道、両江道労農赤衛軍縦隊、各直轄市の労農赤衛軍縦隊が順に行進した。
続いて金日成綜合大学、金策工業綜合大学の労農赤衛軍縦隊が、閲兵広場を闊歩した。
また、自立経済の二本柱である金属工業、化学工業部門を守っている黄海製鉄連合企業所、南興青年化学連合企業所の労農赤衛軍縦隊をはじめ、重要工業部門の労農赤衛軍縦隊が次々と広場に入った。
労働と国防に寄与している金正淑平壌紡織工場、平原郡院和農場の労農赤衛軍縦隊をはじめとする閲兵縦隊に続いて、科学技術をリードしている国家科学院の労農赤衛軍縦隊や、文化省、体育省、保健省の労農赤衛軍縦隊、赤い青年近衛隊縦隊が行進した。
労農赤衛軍の機械化縦隊が広場に入った。
迅速な機動力を備えたオートバイ縦隊に続いて、トラクターが牽引する対戦車ミサイル縦隊と高射砲縦隊、セメント運搬車両に偽装したトラックや龍岳山ミネラルウォーターの文字が書かれたトラックなどの偽装ロケット砲兵縦隊が、広場を行進した。
閲兵式が終わると、花火と風船が空を覆い祝賀ムードを盛り上げた。
同日、金正恩総書記の参席の下、朝鮮創建75周年慶祝中央報告大会が万寿台議事堂前で行われた。
報告を行った金徳訓内閣総理は、朝鮮労働党の指導と人民の闘争によって朝鮮が短い歴史的期間に強国への飛躍を遂げ、75年の道程で今日のような強大な国家が生まれるようになったと指摘。朝鮮政府は、全般的な国力をあらゆる面から強化し、いかなる危機の下でも人民の運命と生活に最後まで責任を持ち人民の権益を実現する本分に従うと強調した。
同日夜には、金日成広場で青年たちによるトーチマーチが行われ、祝賀の雰囲気をいっそう盛り上げた。また9日には慶祝大公演が万寿台議事堂前で、労働革新者が招かれたパーティーが万寿台議事堂の庭園で、訪朝したアレクサンドロフ名称ロシア軍隊アカデミー協奏団の祝賀公演が東平壌大劇場で行われた。
許宗萬議長に祝電
金正恩総書記は、朝鮮創建75周年に際し、総聯中央の許宗萬議長に祝電を送った。
祝電は、共和国が歩んできた誇るに足る発展の道程には荒い風が吹きすさぶ異国の地でわれわれの藍紅色の国旗を空に高くはためかせ、母なる祖国の強盛・繁栄に熱と情を増した総聯と在日同胞の愛国献身の足跡が歴々と刻まれていると指摘した。
祝電は、共和国政府は今後も、金日成主席と金正日総書記の愛国遺産である総聯を重視する国風をいっそう徹底的に確立し、在日同胞の真の民主主義的民族権益を擁護し、同胞社会の明るい未来を早めるために格別な情を傾けていくとし、総聯の活動家と在日同胞が在日朝鮮人運動の新たな全盛期、総聯隆盛の新時代を開くための闘いにまい進することによって、偉大なわが国家第一主義時代にいっそう目覚ましい愛国の年輪を刻んでいくとの確信を表明した。
(朝鮮新報)