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多彩な行事で歓喜の輪広がる/朝鮮創建75周年に際して

2023年09月12日 08:30 Picks!DPRK

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多彩なイベントで歓喜の輪広がる/朝鮮創建75周年に際して

朝鮮創建75周年に際し、研究討論会や美術展、写真展、図書展、切手展示会、産業デザイン展示会、舞踏会、スポーツ競技など、多彩なイベントが行われた。

7日から平壌の人民大学習堂で行われた国家図書展覧会では、児童向け、女性向けの本から科学技術などの専門図書など、幅広いジャンルの1万5千余部の図書や雑誌が展示された(写真、朝鮮中央通信=朝鮮通信)。

各地で芸術公演も行われ、牡丹峰劇場で国立交響楽団の音楽会が、平壌サーカス劇場で国立サーカス団の公演が行われたほか、ピパダ歌劇団や国立民族芸術団が平壌各所の広場で歌を披露し、お祝いムードを盛り上げた。平安南道や黄海北道、咸鏡南道などの地方でも公演が行われ、歓喜の輪が広がった。

農業機械の稼働率、性能を向上/朝鮮各地の農村で収穫準備

朝鮮各地の農村で秋の収穫に向けた準備が行われている中、特に、農業機械を多く導入するための準備が活発化している。

国内屈指の穀倉地帯である黄海南道では、収穫と脱穀を従来に比べて10日以上前倒して完了させることや、農業機械の稼働率を最大限向上させることを目標に収穫準備に精を出している。

黄海北道の各農村では、トラクターと脱穀機をはじめ農業機械の整備を終えた。沙里院灌漑設備部品工場では、移動式稲コンバインなどの農業機械を生産。沙里院市と燕灘郡では、数百台のトラクターを修理し、トラクター、トレーラーの性能を改善した。

平安北道では秋の収穫に向けて脱穀機や機械部品の生産に拍車をかけているほか、農業部門の活動家らが各工場で生産された農業機械を見学し、技術上の特徴などに関するレクチャーを受け、農業機械の導入に関する経験を共有した。

相次ぐ自殺、“教員を保護せよ”/「公教育停止の日」集会

ソウル瑞草区の小学校教師の死亡事件(7月18日発見)以降、教師の死亡事件が相次いでいる中、四十九日となった4日、南朝鮮各地の教師らがソウルの国会議事堂前で追悼集会を行い約5万人が参加した。亡くなった教師らは保護者のクレームなどの精神的苦痛により自ら命を絶った。

参加者らは、死亡事件の真相究明と、関連法の改正を国会に要求し、「教員を保護せよ」と叫んだ。

教員たちはこの日を「公教育停止の日」と名付け、年次有給休暇(年休)や病気休暇(病休)を使い追悼行動に出た。

南の教育部はこれに先立ち「年休、病休を承認した校長、教員に対して、罷免、解任の懲戒、刑事告発が可能だ」としてきたが、5日、懲戒方針を取り下げた。

独立運動家に対する名誉棄損/南で「洪範図排除」

8月25日、陸軍士官学校が声明文を通じて、校内に設置された朝鮮の独立運動家である洪範図の胸像を撤去し、別の場所に移すことを発表した。これを主導したのは、朴槿恵政権時に現代史の国定教科書の執筆に加わった同校のニューライト系のナ・ジョンナム教授だ。尹錫悦大統領は、洪範図胸像撤去について「誰かがしなければならないのであれば、私がする」と発言(29日)した。

一方、南朝鮮メディアによると、新たに胸像の設置が検討されている人物はペク・ソンヨプで、2009年、大統領直属の親日反民族行為真相糾明委員会が、親日反民族行為者と規定した人物だ。

胸像撤去計画を受けて、洪範図将軍記念事業会をはじめとする市民団体は記者会見を行い、「胸像移転は独立運動家に対する名誉棄損」「歴史歪曲を中断せよ」などと主張し、移転の撤回を求めた。

(朝鮮新報)

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