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〈関東大震災朝鮮人虐殺100年〉東京・横網町公園で追悼行事

2023年09月02日 12:51 歴史

政府は責任から逃れることはできない”

192391日、関東地方をマグニチュード7.9の大地震が襲った。この大地震が、約10万人の犠牲者を出した「関東大震災」を引き起こす中、各地では朝鮮人虐殺が横行した。

当時の政府は、「朝鮮人は各地に放火し、不逞の目的を遂行せんとし、現に東京市内に於て爆弾を所持し、石油を注ぎて放火するものあり」などと電報で流言を垂れ流し、軍部が全権限を握る戒厳令を発令したことが決定的な影響力を発揮し、政府・軍・警察・自警団という日本の国家および民衆が、一斉に朝鮮人狩りに乗り出した。約6千人の朝鮮人を殺害した国家的ジェノサイドである。

内外で、この虐殺主体を問う声が日増しに高まる中、関東大震災から100年が経過した1日、東京都立横網町公園内にある朝鮮人犠牲者追悼碑前で、「東京同胞追悼会」(主催=総聯東京都本部、東京朝鮮人強制連行真相調査団)が執り行われた。

追悼会には、総聯中央の許宗萬議長朴久好第1副議長兼組織局長、総聯東京都本部の高徳羽委員長をはじめとする活動家、同胞、日本市民など約500人が参加した。

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