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“ウリハッキョに可能性を”/在米同胞たち、交流通じて感銘

2023年08月07日 10:40 民族教育

神奈川中高での英語キャンプを通じて、在米同胞団体「ウリハッキョと共にする会」(ウハムドン)のメンバーたちの朝鮮学校に対する思いはさらに強くなった

神奈川中高での英語キャンプ(729日〜81日)に参加した在米同胞団体「ウリハッキョと共にする会」(ウハムドン)のメンバーたちは、全員初めて朝鮮学校を訪問した。朝鮮学校に対するかれらの思いは、神奈川中高の生徒や関係者たちとの交流を通じてさらに強くなった。(関連記事:在米同胞たちが授業、神奈川中高で英語キャンプ/肌で感じた“Korea is One”

驚き覚えた「真実」の姿

20202月に結成されたウハムドンは活動の歴史が浅いが、多くのメンバーたちが朝鮮半島の平和と統一の実現を活動理念とする在米同胞団体「ノドゥットル(노둣돌)」(1999年結成)や615共同宣言実践米国地域委員会(2005年結成)、国際的な女性平和運動団体「ウィミン・クロスDMZ」(2014年結成)の活動に参加している。今回英語キャンプに参加した5人の在米同胞たちもこれらの団体に所属しており、米国で開催されたドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」(06年、キム・ミョンジュン監督)や朝鮮学校の高校無償化裁判を追った映画「差別」(21年、キム・ジウン、キム・ドフィ監督)の上映会に参加したことがあるため、朝鮮学校についてはある程度知っていた。

しかし、メンバーの一人である大学院生の女性(20代)は、「映画に映し出されている朝鮮学校の日常は真実なのか」と少しばかり懐疑的な見方を持っていた。「資本主義社会の日本で、助け合いの精神にあふれた学校やコミュニティーなんて実現できるはずがない」と考えていたからだ。

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