在米同胞たちが授業／神奈川中高で英語キャンプ

肌で感じた“Korea is One”

英語でのディスカッションで交流を深める講師と生徒たち

7月29日から8月1日にかけて神奈川中高で在米同胞団体「ウリハッキョと共にする会」（우리 학교와 함께 하는 동포모임：略称「ウハムドン」、2020年2月結成）のメンバーたちと共に学ぶ英語キャンプが行われた。7月29、30日には英語選択コースの授業を受けている高級部の2、3年生と高級部希望者が、7月31日、8月1日には中級部生たちが参加。今回の英語キャンプは、生徒たちが在米同胞たちと交流を深めることで在日同胞が持つ存在価値を再認識すると同時に、新しい英語学習の機会を通じて英語スキルと向学心を高めることを目的とした。授業はすべて英語で行われた。（関連記事：在米同胞たち、交流通じて感銘／“ウリハッキョに可能性を”）

実践形式でスキルアップ

ウハムドンと神奈川中高は同校保護者の紹介で21年8月から繋がりを持ち始め、オンラインミーティングを通じて交流を深めてきた。一方、神奈川中高の生徒たちとの交流を深める方法も模索され、今年2月には高級部3年生とのオンライン交流会が実現した。初めての対面交流となった今回の英語キャンプには、10年以上の教員経験を持つキム・イジェさん（49）、在日同胞3世でラトガーズ大学ニューブランズウィック校（ニュージャージー州）の講師を務める江田陽生さん（36）、大学院生や大学生ら計5人のメンバーが講師として参加。全員初めて朝鮮学校を訪問した。

“ウリハッキョに可能性を”／在米同胞たち、交流通じて感銘