金64個で大会を席巻、朝鮮がメダル順位1位/テコンドー世界選手権
2023年08月31日 10:30 共和国8月18~26日にかけてカザフスタン・アスタナで開催された国際テコンドー連盟(ITF)主催の第22回世界選手権大会で、朝鮮選手団が金64個、銀21個、銅9個、合計94個のメダルを獲得し、国別メダル獲得数ランキングで1位に輝いた。朝鮮による選手団の国外派遣は、新型コロナウイルス流入を防ぐため2020年1月に国境を封鎖して以来およそ3年7カ月ぶり。朝鮮チームは、大会を通じて各国の選手や大会関係者たちから注目を集めた。
他国を圧倒、交流シーンも
17年の第20回ITF世界選手権(平壌)、19年の第21回ITF世界選手権(ブルガリア・プロプディフ)でも国別メダル獲得数ランキング1位の成績を残した朝鮮は、今回も圧倒的なパフォーマンスで大会を席巻した。
朝鮮チームは初日目の開会式で演舞を披露。一糸乱れぬ団体演武、アクロバティックな板割り、圧巻の瓦割りなどを見せ、会場から拍手喝采を浴びた。
試合では他を寄せ付けない強さでメダルを量産した。
ITFのHPによると、今大会には男女合わせて52人の朝鮮選手がエントリー。そのうち3分の1以上が18歳以下クラスの種目に登録した新進気鋭の選手たちだった。女子チームには、19、22年の朝鮮10大最優秀スポーツ選手に選ばれたキム・リュギョン選手も含まれた。