東京第3初級で新校舎建設感謝夜会／約500人集まる

先代から受け継いだ愛を次代に

東京第3初級で7月29日、新校舎建設感謝夜会が行われた

2020年10月に新校舎竣工式を行った東京第3初級で7月29日、新校舎建設感謝夜会が行われた。

行事当日は、総聯東京都本部の高徳羽委員長、東京朝鮮学園の宋賢進理事長、新校舎建設委員会の李根俊委員長（教育会会長）、朴龍浩校長をはじめとする教職員、在校生、学区活動家、保護者、卒業生など約500の同胞と日本市民らが一堂に会した。

2018年から新校舎建設事業が本格的にスタートした同校では、教育会の若手役員らを中心に建設委員会が発足されて以降、東京第3初級学区となる板橋、豊島、北、練馬、埼玉西部の5地域の同胞たちが一丸となり、同事業を推進してきた。

校舎は20年1月、鉄筋コンクリート2階建てで、屋上に人工芝の運動場を完備し竣工。耐震補強をはじめ、細部に至るまで機能性の高い教育施設として生まれ変わった。しかし、同時期に、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しはじめたため、新校舎竣工を記念するすべての行事日程は、その状況を考慮し行われることに。同年10月に、徹底した感染症対策のもとで新校舎竣工式が行われ、新校舎建設事業のクライマックスとして、この日の感謝夜会が開催された。

建設委員会が主催した夜会は、校舎建設のために協力してくれたすべての人々に感謝を伝え、完成した新校舎に足を運んでもらおうと企画された。