中央階級教育館講師、シナリオライターへ／人民の功績を評価

金正恩総書記は、80歳の誕生日を迎える中央階級教育館講師のリ・オクヒさん（労働英雄）に誕生日の祝い膳を贈った。14日発朝鮮中央通信が報じた。

リさんは祖国解放戦争（朝鮮戦争）での戦略的な一時的後退の時期に、米兵士や反体制者らによる朝鮮人民への殺戮行為を実際に目撃。米兵士によって父を虐殺され、その現場で米兵の銃弾を受けて両腕を失った。

停戦後、国家の恩恵を受けて大学を卒業したリさんは、前線区分隊軍官と結婚し、4人の子どもにキム・ボッス、キム・ハ、キム・リラ、キム・ウォンデと名付けた。4人の名前を合わせると、代を継いで復讐するという意味になる。

数十年間にわたり中央階級教育館の講師を務めてきたリさんは、当たり前の自分の行いを高く評価し、誕生日の祝い膳を贈ってくれた金正恩総書記に感謝の言葉を送った。

リ・チュングさんがシナリオを手がけた劇映画「生の軌跡」のワンシーン

15日発朝鮮中央通信によると、金正恩総書記は、金日成勲章受勲者、金日成賞受賞者、２重労働英雄である白頭山創作団の作家、リ・チュングさんの死去に深い哀悼の意を表し、花輪を送った。

金日成綜合大学を卒業したリさんは、祖国の配慮のもとでシナリオライターとしての才能を開花させ、創作指導活動家に成長。これまでの50余年間に、革命映画「民族の太陽」、多部作劇映画「民族と運命」、劇映画「この世の果てまで」「郡党責任書記」「生の軌跡」「自分に問え」「心に残る人」をはじめとする数多くの名作のシナリオを担当。チュチェの映画芸術発展に大きな貢献をした。

総書記からの花輪は14日、故人の霊前に献じられた。

（朝鮮新報）