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〈関東大震災朝鮮人虐殺100年〉群馬で追悼事業実行委が発足

2023年07月22日 09:01 歴史

“日本人として国家責任を追及”

15日に行われた第2回実行委員会

関東大震災朝鮮人虐殺と関連し、群馬でも追悼事業の動きが本格化している。

15日には、「関東大震災朝鮮人犠牲者100年慰霊諸行事」実行委員会・第2回実行委員会が県教育会館(群馬県前橋市)で行われ、総聯群馬県本部の李和雨委員長、日朝友好連帯群馬県民会議(以下、県民会議)の角田義一代表など約20人が参加した。

1923年の関東大震災時、藤岡市(当時は藤岡町)では9月5~6日にかけて藤岡警察署に「保護」されていた朝鮮人17人が、流言飛語により暴徒化した日本の民衆の手で虐殺された。「藤岡事件」と呼ばれる同事件については、自警団に暴行され、挙句の果てに「保護」を担当したはずの警察によって朝鮮人が皆殺しにされるという凄惨な事件の様子が、犠牲者が埋葬され慰霊碑が建てられた成道寺の先代住職が残した過去帳に記されている。

実行委員会は、朝鮮人犠牲者らに「深き慰霊をささげ、二度とこのような過ちを繰り返さない」こと、「差別やヘイトを根絶し平和な共生社会を目指す大切さを訴える」ことなどを活動趣旨に掲げ、今年6月に発足。県民会議の角田義一代表、群馬諸宗教者の集いの小野文珖代表の2人を共同代表に、県下の幅広い団体や個人が参加している。

2回目となるこの日の実行委員会では、

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