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「神奈川ミレプロジェクト」へ寄付/横浜初級オモニ会

2023年07月21日 14:53 民族教育

(左から)神奈川中高の金燦旭校長、孔連順さん、横浜初級の慎時男校長

横浜初級オモニ会が「神奈川ミレプロジェクト」へ横浜オモニ会基金に集まった全額を寄付した。7月13日、横浜オモニ会基金を代表して孔連順さんが神奈川中高の金燦旭校長に寄付金を手渡した。

横浜初級オモニ会では「何かあった時にまとまって支援できるようにお金を貯めておこう」と、2000年に子どもたちの教育環境整備のための横浜オモニ会基金を設立した。同オモニ会は基金設立以降、バザーやキムチ販売などで得た収益の一部を同基金に貯蓄してきた。

この日、横浜オモニ会基金は00年から23年間におよぶ貯蓄の全額を「神奈川ミレプロジェクト」に寄付した。

「神奈川ミレプロジェクト」とは22年4月24日に行われた神奈川中高創立70周年記念「ウリミレフェスタ2021」を機に本格始動した学校リノベーション事業だ。▼安全安心の空間確保、▼校舎維持管理の効率化、▼教育インフラ整備の3つを軸に据える。

同基金の設立に携わり、今回の寄付を提案した孔連順さん(1999学年度オモニ会会長)は「歴代の横浜初級オモニ会会長と役員たち、すべての保護者の愛と汗の結晶だ」とコメントし、同基金を運営してきた関係者らに謝意を表した。

横浜初級の慎時男校長は「基金を始めた当時の初級部1年生は、今年で30歳になる。学校支援活動の長い歴史とオモニたちの偉大さを感じる。この思いを後代に伝えていきたい」と意気込んだ。

【横浜初級】

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