金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演「風になって」京都公演
2023年07月18日 12:58 文化約1,000人が観覧
金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演「風になって」京都公演(主催=実行委、後援=金剛保険京都支社、文化・芸術・市民交流を促進する日朝友好京都ネット)が9日、京都市のロームシアター京都メインホールで行われた。総聯京都府本部の姜世哲委員長、金剛山歌劇団の金正守団長をはじめとする同胞と、京都府議会および市議会、長岡京市議会の議員、日朝友好京都ネットの角替豊副代表、I女性会議・京都の白井美喜子議長、朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(こっぽんおり)のメンバーらをはじめとする日本市民ら約1000人が観覧した。
器楽演奏「風になって」で幕を開けた公演では、独舞「ピョンゴの舞」、チャンセナプ独奏「ブランコに乗る乙女」、民謡メドレーなど14演目が披露された。
はじめて公演を観覧した佐川嘉奈子さん(62)は、「チマ・チョゴリと団員の表情が美しかった。統一を願う在日朝鮮人のふるさとへの思いがひしと伝わってきた」と感想を述べた。また、岡山から京都まで足を運んだ金裕成さん(22)はフィナーレの「強盛復興アリラン」が印象に残っているとし「歌劇団は在日朝鮮人の誇りだ。心を揺さぶるような公演だった」と感極まった。
(高晟州)