〈事実がそこに～各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑～〉関東震災朝鮮人犠牲者慰霊碑

【所在地】　埼玉県上里町　安盛寺

【建立日】　1952年4月20日

【建立者】　神保原村、賀美村、埼玉県朝鮮人

【大きさ】　碑：縦214cm　横83cm　奥行き16cm

台座：縦440cm　横191cm　奥行き62cm

1923年9月4日、群馬県との県境で通過を拒まれ、出発地である埼玉県・本庄警察署へ戻っていた避難者ら。そのうち、神保原村で武装した自警団の襲撃によって44人が虐殺された。碑には痛恨の中にもこの碑の建立によって過去の過ちを再び繰り返すことなく、東アジアの平和の「道標ともなり金字塔ともならんことを祈ってやまない次第である」と刻まれている。毎年9月1日に碑が建てられた安盛寺にて慰霊祭が営まれている。

（朝鮮新報）