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群馬の森朝鮮人追悼碑/新宿でスタンディングデモ

2023年07月11日 10:35 歴史

「日本全体の問題」、連帯拡大を

「群馬の森朝鮮人追悼碑撤去反対! 新宿抗議スタンディング」が7月2日、群馬の森朝鮮人追悼碑撤去に反対する市民の会(以下、市民の会)の主催で行われた。東京・新宿アルタ前で行われた抗議行動に、地元群馬をはじめ東京、埼玉など関東圏の市民、同胞ら80人が駆けつけ、群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」に設置されている「記憶・反省そして友好」の追悼碑撤去へ反対の意を示した。

新宿駅前で、撤去反対の声をあげる参加者たち

2004年に建立された碑は現在、撤去の危機にさらされている。14年に「記憶・反省そして友好」の追悼碑を守る会(以下、守る会)が県に提出した碑の設置期間更新申請に対し、県は不許可処分を下し、碑の撤去を命じた。それ以降、守る会を中心に不許可処分の撤回を求め裁判闘争が行われてきた。18年には一審判決(前橋地裁)で、県に対し不許可処分の取り消しが命じられるも、21年の二審判決(東京高裁)では一審判決を取り消し、原告の請求を全面棄却。昨年6月、最高裁が二審判決を支持し、逆転敗訴が確定した。守る会は敗訴後、県との協議を重ね、今年の5月12日、新たに碑の設置管理許可について申請を提出したが、翌月13日、またしても県は不許可処分を下した。

デモに先立ち、市民の会の長谷川清さん(61)と

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