〈そこが知りたいQ&A〉上半期の経済建設における成果は？

党中央委第8期第8回総会拡大会議が開催された（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）

各分野で生産成長率が向上

朝鮮労働党中央委員会第8期第8回総会拡大会議（16～18日）では、2021年1月の党第8回大会が示した新たな国家経済発展5カ年計画（2021～25年）遂行の3年目である今年の主要政策実行状況が中間総括された。同報告から上半期の経済建設における成果について一問一答で見る。

– 上半期の経済建設をどのように概括したのか。

まずは党中央委第8期第6回総会（昨年12月26日～31日）で示された23年の活動方向と課題を確認しておきたい。

同総会では、23年の総体的な活動方向を「社会主義建設で新たな局面を開くための全人民的な闘いをいっそう拡大、発展させて5カ年計画完遂の決定的保障を構築すること」とした。経済活動の中心課題は「党第8回大会が決定した整備・補強計画を基本的に遂行すること」。基本目標として、人民経済発展の12の重要課題（穀物、電力、石炭、圧延鋼材、非鉄金属、窒素肥料、セメント、丸太、布地、水産物、住宅、鉄道貨物輸送）が示された。