第2回都議会勉強会で支援団体が活動報告

「理解が得られない」とは言わせない

6月22日に行われた「第2回都議会勉強会」（主催＝実行委員会）。会では、「東京都こども基本条例」に基づき、朝鮮学校への公的補助を求める同実行委員会、支援団体の活動が報告された。

6月22日、第2回都議会勉強会が開催された

西東京地域の朝鮮学校支援団体らが中心となり続けられてきたこの取り組み。昨年9月28日に「都議会勉強会実行委員会」が発足して以降、都議会での多数派形成を念頭にした都議らへの働きかけや、都民の理解を広めるための地域学習会などの活動を続けてきた。

昨年12月23日には、第1回都議会勉強会が開催され、18人の都議が参加。この日はそれに続く第2回目の開催となり、25人の都議(自民党、公明党、立憲民主党、共産党、ネット、グリーン、都民ファースト）が参加した。

勉強会では、朝鮮学校支援団体による「学習会運動」の経過が報告された。「学習会運動」は、都民自らが「都こども条例」の普遍性について学び、公的補助からの朝鮮学校排除が条例違反であることを周知させる運動だ。