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大胆な挑戦で地域を一つに/奈良‘トライ人’フェスタ2023

2023年06月24日 09:02 在日同胞

県内外の同胞や日本市民ら約2200人が参加した「奈良‘トライ人’フェスタ2023」(18日、主催=同実行委、共催=奈良県ラグビーフットボール協会、協力=橿原市)には、ラグビーを通じて奈良同胞社会と奈良朝鮮幼稚班の発展、地域の友好を深めたいと願う実行委員らの熱い思いが込められた。

関心集めるきっかけに

実行委員や橿原市長、県議会議員らの記念写真

「奈良‘トライ人’フェスタ」(以下、フェスタ)の企画が持ち上がったのは2019年。奈良初中(休校、14年に幼稚班を再開)が創立50周年を迎える年だった。

企画を考案したのはフェスタの実行委員長を務めた李憶水さん(総聯本部部長、奈良県商工会副理事長)だ。地域の過疎化も相まって同胞たちが奈良から離れて暮らすことも少なくない中、「卒業生をはじめ奈良ハッキョに対する同胞たちの関心を集めるきっかけを作りたかった」(李さん)。

同年、日本ではラグビーW杯が開催され国内で盛り上がりを見せる中、李さんは奈良初中の伝統に着目。同校男子生徒たちが卒業後、

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