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群馬西毛「イプニの集い」、役員学習会

2023年06月19日 09:00 暮らし・活動

次世代と共にする活動へ

「イプニの集い」による役員学習会が12日、西毛支部会館で行われた。

群馬西毛地域の朝・日女性たちの集まり「イプニの集い」による役員学習会が12日、西毛支部会館で行われた。

学習会では、共同代表の広木美恵子さんが、世界各地で絶えない戦争危機をはじめとする国際情勢と、今年で100年となる関東大震災朝鮮人虐殺について発言。「震災から100年、当時何の罪もない朝鮮人が虐殺されたことを決して忘れてはならない」として、真相究明の必要性について強調した。

その後、役員らは、会の運営について意見交換を行った。参加メンバーの高齢化が進む中、震災時には共同バザーを開催し、地域の新聞社や福島のウリハッキョに支援金を届けるなど、結成から現在まで朝・日の人々が手と手をつなぎ地道に活動を続けたてきた「イプニの集い」。こうしたこれまでの活動から、強い友情と絆が生まれた。

広木さん、同じく共同代表の平井早苗さんは、「継続は力なり。役員らが一人ずつ若い世代を会の活動に取り込んでいくことが重要だ」「胃袋をつかみ、交流を広く促進させよう。若い人のニーズに合ったメニューで、料理教室をまた開こう」と決意をあらたにした。

この日、参加した役員らはみな、「どんな形でも休まず進もう」と決意を共にした。

次回会議での協議を経て、料理教室が開かれる予定だ。

1979年、「西毛地域朝鮮女性と連帯する会」の名で発足した「イプニの集い」では、同地域の在日朝鮮人女性と日本人女性たちが一堂に会し、友好を深めるための多岐にわたる交流を重ねてきた。2015年の会発足35周年を機に、名称を「イプニの集い」に改称した。

【女性同盟群馬】

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