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短編小説「通信兵」 6/朴雄傑

2023年06月09日 09:00 短編小説

母と子は最後まであらゆる拷問に耐えぬいて一言もしゃべらず、とうとう放免された。しかし警察の監視は少しもゆるまなかった。警察とテロ団は彼の家に入りびたっていたし、南吉は一日おきに警察に呼びだされていった。

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