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朝大理学部10期の物理・数学科同窓会

2023年06月06日 12:54 暮らし・活動

十国峠で記念撮影

朝鮮大学校理学部第10期の物理・数学科卒業生の同窓会旅行が5月17〜18日、静岡県熱海市で行われた。

10期卒業生らは昨年喜寿を迎えた。これを機に同窓会を行おうと崔哲さんが発起し、7年ぶりの同窓会が実現した。

同窓会には九州、兵庫、京都、東京、神奈川などから8人が集まった。

1日目は温泉後に宴会があり、2日目は箱根観光などを楽しんだ。

一行は久しぶりの再会を喜び合い、大学時代にタイムスリップしたかのように当時の思い出話に花を咲かせ、終始楽しい時間を過ごした。

そして元気に再会することを誓いあった。

企画者の崔哲さんは、「長年教員を務めた同級生、総聯本部で重責を担った同級生にも会えた。組織の発展、民族教育の発展に寄与してきた仲間たちとこれからも貢献していこうと誓った。何のためにどう生きるか、それが人生の価値を左右すると思う。朝大卒業生としてこれからも民族教育を守り、できる限りのことはしていきたい」と話した。

総聯福岡県本部副委員長、宣伝部長を歴任した李吉万さんは「現役で活躍する同窓生にも会えて、組織と学校のためにこれからも奮闘しようと語り合えた。ウリハッキョは在日の財産。ひ孫、その次の代もウリハッキョで学べるように微力ながら貢献できればと思っている。同窓会はそれを改めて感じさせてくれた」と笑顔で話した。

東京から参加した金和守さんは、「元気な姿を見られてよかった。企画してくれた崔哲はウリハッキョを題材に映画を作り、今も現役で活躍する一人だ。何歳になろうが、名前を残すならウリハッキョのために、お金を稼いだらウリハッキョのためにという志が朝大時代に培われた思いだと思う。これからも孫が通うウリハッキョを守っていかなければ」と話した。(盧琴順)

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