岡山県の朝・日連帯の歩み／有志で冊子発行

“後世に伝えたい、友好の志”

「岡山県において連綿と続けられてきた各方面の朝・日友好連帯の歩みを後世に伝えたい」との思いから昨年末、岡山県で冊子が発行された。寄稿文や資料で構成された冊子のタイトルは「次世代に伝えたい岡山県朝日友好連帯の熱い日々」。県内外の同胞や日本の関係者の中では歓迎の声が上がり、6月17日には寄稿者はじめ関係者が集まり、発行記念リレートークも催される。

各地の動きを紹介

昨年末に発行された冊子「次世代に伝えたい岡山県朝日友好連帯の熱い日々」

今回、発行された冊子には、地域密着型の友好連帯運動を繰り広げてきた総聯と女性同盟県本部やウリハッキョのほか、長きにわたる活動歴を持つ「日本と南北朝鮮との友好を進める会」の歩み、「朝鮮女性と連帯する岡山県女性の会」の軌跡、古代からの朝鮮半島と岡山との関係、14回にわたる訪朝団、朝・日連帯型の朝鮮学校支援、津山城跡のメタセコイア伐採と平壌への植樹、亀島地下工場の掘り起こし、県内にある強制連行労働犠牲者追悼碑など、豊富な内容が紹介されている。

ハッキョと友好団体の共同開催によるフェスタ2022の会場で（冊子の写真特集から）