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朝鮮がWHO執行理事国に/投票通じて選出

2023年05月29日 16:00 Picks!Korea

朝鮮がWHO執行理事国に/投票通じて選出

526日にスイス・ジュネーブで開かれた世界保健機関(WHO)総会第76回会議で、朝鮮が新たな執行理事国に選出された。新執行理事国に名を連ねたのは、朝鮮のほか、オーストラリア、バルバドス、カメルーン、コモロ、レソト、カタール、スイス、トーゴ、ウクライナなど計10カ国。これらの国々は、総会委員会が地域を分けて推薦した候補国の中から投票を通じて選ばれた。

WHO執行理事会は計34カ国で構成される。このうち10カ国は今年で任期が満了する。これに伴い、今回新たな執行理事国が選出された。執行理事国はWHOの予算及び決算、主要事業戦略及び運営案を策定、検討する過程に積極的に参加することができる。

任期は3年。朝鮮は1989年、2000年、13年にも執行理事国に選出された。

朝ロ間協力の活性化を展望/駐朝ロシア大使が回答

 駐朝ロシア大使がロシア国営通信とのインタビューに答え、ロ朝間の協力関係や朝鮮の国境解放などについて述べた。駐朝ロシア大使館がSNSを通じてインタビュー内容を公開した。

同大使は、ロ朝間では現在、駐朝ロシア大使館と朝鮮外務省との直接的な面会のほか、外交書簡の交換やビデオ会談が行われていると述べ、高位級人士の往来が今年末には実現するだろうと期待を覗かせた。

また、2020年に中断された鉄道貨物輸送は昨年11月以来正常に続いており、羅津港での貨物輸送もそのうち再開されると言及。朝鮮の国境が開かれれば、平壌とウラジオストク間の旅客航空輸送が直ちに再開され、平壌とその他のロシアの都市との航空輸送も旅客数次第ですぐに実行されうると付け加えた。

旭日旗掲げ釜山に入港/海上自衛隊の護衛艦

写真は海上自衛隊による過去の訓練(統一ニュース)

米南豪との海上訓練に合わせて529日に釜山港に到着した日本海上自衛隊の護衛艦が旭日旗を掲げたまま入港し、物議を醸している。

旧日本軍が用いた旭日旗は「軍国主義の象徴」「侵略の象徴」とされており、南朝鮮内でも拒否感が根強い。18年には南朝鮮で行われた国際観艦式に際し、文在寅政権が旭日旗の掲揚自粛を求めたことで、日本が参加を見送ったことがある。

しかし今回、尹錫悦政権は旭日旗を「通常の国際的慣例」(国防省報道官)として問題視していない。

京畿女性団体がDMZ平和行進/停戦70年を転換点に

520日、朝鮮半島の平和を願う「2023年京畿女性DMZ平和行進大会」が、京畿道坡州市にある臨津閣平和ヌリ公園一帯で開催された(写真、統一ニュース)。

大会は、「平和と軍縮のための国際女性の日」(524日)を記念するとともに、15年に行われた国際的な女性平和運動団体「ウィミン・クロスDMZ」による朝鮮半島縦断プロジェクトの経験と意義を再確認するため、京畿地域の女性平和統一活動家たちが毎年行っているイベントだ。

当日、約300人の参加者は9kmの道のりを歩き、「停戦70年朝鮮半島平和行動」の署名活動などを行った。イベント主管団体である京畿自主女性連帯の代表は、「停戦70年を終戦、平和、統一のキーワードに変える新たな始まり」にしようと呼びかけた。

(朝鮮新報)

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