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朝・日大学生実行委、虐殺現場でフィールドワーク

2023年05月24日 14:55 歴史

連帯の輪を広げ、証言紡ぐ活動を

西崎雅夫さんと実行委員たち

過去の話ではない

17日、朝・日大学生による「朝鮮人虐殺の歴史を記憶し朝鮮人差別に反対する一大行動」実行委員会では、実行委の発足に際し、墨田区八広地域の朝鮮人虐殺現場でのフィールドワークを行った。一般社団法人ほうせんかの理事である西崎雅夫さんが案内、解説を行った。

西崎さんは、1982年、大学4年生のときに「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し慰霊する会」の第1回追悼式に参加して以来、今日に至るまで目撃者の証言収集や犠牲者追悼事業などを行っている。

一行は、荒川河川敷の木根川橋下手に集合。西崎さんは、虐殺を目の当たりにした人々の証言を紹介しながら、虐殺が起きた経緯やその残酷さ、そして今も見つかっていない遺骨などについて解説した。学生たちは西崎さんが用いた、当時の新聞記事や写真などを食い入るように見つめ、真剣な表情でかれの言葉に耳を傾けた。

関東大震災朝鮮人虐殺について解説する西崎雅夫さん

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