福岡初級で美化活動／福岡地区朝鮮学校を支援する会主催

美化活動の参加者たち

福岡地区朝鮮学校を支援する会（以下、支援する会、後藤富和共同代表）が主催する「福岡朝鮮初級学校一日環境美化活動」が4月23日に行われ、関連団体である福岡県教職員組合、福岡市教職員組合、「排外主義にNO！福岡」、I女性会議のメンバーたち、福岡市議会議員2人、近隣の立花高等学校の校長、副校長、理事長、生徒ら19人、NPO法人野方青春館の理事長、児童ら10人、計72人が参加した。

今回の美化活動は、今年迎える福岡初級付属幼稚班創設60周年を記念し、園児たちがより良い環境で過ごせるように催された。

美化活動で汗を流す参加者たち

当日、参加者たちは幼稚班の教室や廊下、園庭の清掃だけでなく、校舎全体の窓拭き、花壇と通学路の清掃、運動場の草刈りにも汗を流した。

美化活動後には、福岡初級の教職員と支援する会のメンバーたちによる焼肉交流会が3年ぶりに行われた。参加者たちは美味しい焼肉に舌鼓を打ちつつ、交流を深めた。

福岡初級の教職員と支援する会のメンバーたちによる焼肉交流会が3年ぶりに行われた

支援する会の太田真由美事務局長は交流会で、「3年ぶりに親睦会を催すことができて大変喜ばしい。これからも朝鮮学校を応援する活動をたくさん行うと同時に、会員拡大にも励んでいこう」と呼びかけた。

福岡初級は幼稚班創設60周年を迎える節目の年に、近隣住民や支援する会との交流をよりいっそう深めていこうとしている。

【福岡初級】