“ミス恐れずチャレンジを”／バスケクリニック

原点に立ち返る

自らディフェンスに入る李洸勝選手（写真は東京中高）

プロバスケ・Bリーグの金沢武士団に所属する李洸勝選手によるバスケクリニック（主催＝朝大バスケ部）が、１～６日にかけて、各地の朝鮮学校で行われた。クリニックでは、バスケの基礎的な技術のトレーニングが行われたほか、朝鮮学校卒業生として初めてプロの世界に飛び込んだ李選手との座談会が行われた。

1日、東京中高・高級部のバスケ部選手たちを対象に李洸勝選手によるバスケクリニックが行われた。

「今日はミスしてもいいから、バスケを楽しみながらたくさんチャレンジしよう」。李選手は朝高生にこう話しながら、練習を始めた。

クリニックでは李選手の指導のもと、ドリブルやシュートなどの基礎トレーニングを行った。一つのメニューが終わると、選手たちに「常にゲーム（試合）につながるプレーを」など、技術的なアドバイスを送る李選手。選手たちはプロの助言に耳を傾け、すぐさま次のメニューで実践に移した。李選手は朝高生たちに一つでも多くのことを授けようと、

プロが熱血指導、各地朝鮮学校で／Ｂリーグ所属の李洸勝