〈事実がそこに～各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑～〉萬霊供養之塔

【所在地】　福島県いわき市常磐湯本町傾城88-2　日蓮宗　霊光山　妙覚寺

【建立日】　1995年6月

【建立者】　霊光山　妙覚寺　第3世　是中院日祐

【大きさ】　碑：縦175cm　横100cm　奥行き147cm　台座：縦48cm　横182cm　奥行き287cm

碑には火葬場跡地に建立された妙覚寺の経緯が解説されている。1910年初頭から運営されていた火葬場は60年頃に閉場した。閉場後、放置されていたこの地には「石炭殻に混じって細かな遺骨が無数に散乱していた」という。このような状況を憂い、「旧火葬場に係わる有縁無縁之諸霊、並びに常磐炭鉱殉難者一堂之精霊、そして常磐炭鉱朝鮮人強制連行労務者之精霊を幾久しく供養するところとした」と刻まれている。

(朝鮮新報)