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〈2023学年度入学式〉他にない民族心、団結心、安心/喜びの声

2023年04月05日 12:03 民族教育

4月上旬に各地の朝鮮学校で入学・入園式が行われた。子どもたちを朝鮮学校に送ることになった保護者たちの声を紹介する。(取材班)

朝鮮人としての誇りを/東京第1初中

名前を呼ばれて元気いっぱいに答える児童

東京第1初中の初級部に入学した全瑶藍さんの母・金賢玉さん(40)は、同校の卒業生だ。自身が同校に通っていた頃と比べると校舎が新しくなるなど教育環境が整い、児童同士、また児童と教員たちの距離が近く親しみやすい雰囲気へと変わったという。

これまで、日本の保育園に娘を通わせていたが、東京第1初中の体験入学を通じて、時代のニーズに合ったウリハッキョの良さ、子どもたちに楽しんでもらおうとする学校側の努力を肌で感じた。それで、親子そろって入学の日を楽しみにしていたという。

金さんは、娘の晴れ姿を見守りながら、「これからウリハッキョで朝鮮の言葉と文化、歴史を学び、チョソンサラムとしての誇りを抱いてほしい。そして、いろいろな選択肢が待っている人生で、自分の好きなことをウリトンムたちと見つけて欲しい」と語った。

在学生のように頼もしく/東京第3初級

各団体から新入生に記念品が手渡された

文英進さん(42、東京都青商会会長)は、息子が東京第3初級に入学し、初めて朝鮮学校の保護者になった。これまで、青商会の活動を通して同胞児童たちと触れ合ってきたが、今回の入学式では同校児童たちの「素直で和気あいあいとした姿に、改めて感動した」という。

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