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「東京第3初級とともに歩む会」発足/初イベントに150余人参加

2023年03月06日 11:32 民族教育

東京第3初級の支援団体「東京朝鮮第3初級学校とともに歩む会」(以下「歩む会」)が発足した。これを記念し「第3初級学校とともに新春チャリティフェスティバル」が2月26日、東京都の板橋区立グリーンホールで行われ、朴龍浩校長をはじめとする同胞や日本市民ら150余人が参加した。

同校には板橋区、練馬区、北区、豊島区などから児童が通う。これまでそうした地域別に日本人有志らが学校と関わりながら権利擁護運動などを展開してきたが、学校の支援団体は存在しなかった。

「歩む会」は2月5日の設立総会で正式に発足。共同代表に渡辺千鶴さん(64、介護福祉士)と田中造雅さん(70、相模湖・ダムの歴史を記録する会メンバー)が就任した。

集会ではまず、渡辺共同代表があいさつ。渡辺共同代表は「朝鮮学校の子どもたちを応援したいという思いをいつも持っていた」としながら「子どもたちの成長を願うのは大人としてのつとめ。一緒に歩んでいく中で交流を重ね、学校や子どもたちと友好な関係を築いていきたい」と語った。

続いて朴龍浩校長が発言。関係者らによる「歩む会」発足までの尽力に謝意を示しながら「これまでも子どもたちの権利を自分たちの社会の問題として捉え、街頭で訴えてくれた。そういった地域のまなざしが子どもたちを育み、温かな雰囲気を作っていくと思う。これからは顔の見える交流を通じてよりよい学校づくりを目指していきたい」と話した。

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