〈事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~〉芦別炭鉱内外殉職者物故者慰霊塔・慰霊碑「和」
2023年03月06日 10:31 歴史- 【所在地】 北海道芦別市本町1151 秀岳寺境内
- 【建立日】 2013年7月
- 【建立者】 秀岳寺二世小島良秀
- 【大きさ】 碑:縦80㎝、台座:縦35㎝
秀岳寺は西芦別にて創立第一世小島良善師が1941年に創立した寺院で、朝鮮や中国などの強制労働者や受難者、炭鉱に係わる有縁無縁の霊を供養し、また遺骨を預かり懇ろに慰霊した。第二世小島良秀に至り1982年、寺の移転と共に石塔と遺骨を移転した。写真中央の石塔の台座には、このような経緯が記され「戦争と人権じゅうりんの災禍を二度と繰り返さぬよう祈念し供養するものである」としている。右にあるのは慰霊碑「和」。左にある付属碑は2013年8月、芦別川河畔強制連行犠牲者遺骨発掘調査実行委員会、東アジアの平和のための共同ワークショップ一同が建立した。
(朝鮮新報)