ネットワークの拡大に向けて/第30回高校無償化裁判全国弁護団会議
2023年03月04日 07:39 権利第30回高校無償化裁判全国弁護団会議が2月25日にオンラインで開催され、各地の無償化裁判で代理人を務めた弁護士や学校関係者、支援団体関係者らが参加した。
2021年7月の広島訴訟最高裁決定を最後に、東京、大阪、愛知、広島、福岡の5ヵ所で行われた高校無償化裁判が終結したが、その後も各地では、朝鮮学校の維持発展と、子どもたちの民族教育権の確立にむけた多様な運動が推し進められている。
昨年10月22日には、東京弁護団の呼び掛けにより、弁護団に属していない多数の弁護士らも参加し、第1回目となる「朝鮮学校を支援する全国弁護士フォーラム2022 in 東京」が開催された。
このような弁護士を中心とする朝鮮学校支援の新たな枠組みが形成されつつあるなか、30回目となったこの日の全国弁護団会議ではまず、第1回フォーラムの総括および報告、第2回フォーラム準備の進捗状況について報告があった。